今日こそスタート地点へ(2012.08.21)
パンプローナからサン・ジャン・ピエ・ド・ポーへ移動日
2012.08.21の日記をどうぞ。
前夜、変な事が起きたので、、、
結局、あまりいい眠りでないまま朝になり起床。
ん~気分悪い。
とりあえず、テラスでサクッとヨガをやり、ブログを書きながら朝食。
無事書き終えて「更新」ボタンを押そうとしたら、、、
変な所押してしまって、、、
全部、消えた
チーン
ちょっと、歯車が噛み合ってないな、昨日から。
落ち着こう、こんな時こそ深呼吸。
なんだか落ち着かないので、ちょっと早いけどチェックアウトしてバスターミナルへ移動。
パンプローナからサン・ジャン・ピエ・ド・ポーまで約2時間 €15
ほぼ100%巡礼者のバス
これだけ仲間がいるんだと思ったら勇気が湧いてきた。
車窓は明日以降歩く道で、楽しみにとっておきたかったので、
あまり見ないようにしようと思っていたけど、そんな心配いらないくらい、
乗った途端に爆睡だった。
ただ、目が覚める度に絶景が広がっていて、興奮した。
2時間でフランスのサン・ジャン・ピエ・ド・ポーに到着。
こちらもバスク地方ではあるけれど、いま越えて来たピレネー山脈を境にして、フランスになる。
まずは、巡礼事務所に向かう。
実は巡礼事務所の場所が定かでなく、ネットで調べたけど、ちょっと自信ない。
不安に思いながらも頼りない地図を頼りに歩きはじめたら、、、着いたw
今後歩きはじめる方の為にこちらに地図おいておきます。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼事務所
大きな地図で見る
営業時間は季節によって変わると思うので、要注意です。
事務所の中は巡礼者で大混雑。
しかも、列の並びがあいまいで、イライラ。
20分ほど待って、やっと自分の番が回ってきた。
明日の巡礼路の簡単な説明。
今後の巡礼路にある宿の一覧表。
日本語で書かれた巡礼の注意点など。
こちらが、これからお世話になる巡礼手帳 クレデンシャル €2
※雨で濡れないようケースも付けてくれる
初めてのスタンプ!
やっとスタートするんだ~と実感が湧いてきた。
午前中にも日本人の男性が事務所に来たらしい。
スタッフが明日会えるかもねと教えてくれたけど、
結果的には、この方とは一度も会えなかった。
ここで宿の紹介もしてくれると聞いていたので、
訪ねてみたけどなんだか話がちんぷんかんぷん。
それを見かねた別のおばちゃんスタッフが教えてあげるからと言って、
事務所のすぐとなりの宿へ案内してくれた。
ドミではなくシングルで€25、、、昨日の事もあって、ゆっくり寝たかったし、
もう、面倒になってしまってここに泊ることに。
テラスからはピレネー山脈の絶景が!
明日これを越えるのか、、、ちと不安、、、
街ぷらスタート!
※あとで気付いたけどこの写真にハーフムーンが写ってる!
(赤いリュックの子)
さて、こちらはさっきも書いたけど、バスク地方。
ピレネー山脈でフランスとスペインに分かれているけど、
昔からこの辺りに住んでいた人たちは、バスク国バスク人として生活していた。
現在は2国に分かれてしまっているけど、バスク人としての誇りを持ち続け、
言語、文化、料理などを維持しようとしているらしいです。
バスクと言えば、ベレー帽とこのマーク(首に巻いてあるスカーフ)
それと、真っ白の壁に色鮮やかな窓が特徴
エスパドリーユもバスク地方のものらしい、、、
こういう柄もバスク地方らしい、、、
教会で巡礼路の無事をお願いする。
バスク地方に関しては、司馬遼太郎の街道をゆくシリーズの『南蛮のみち』と共に旅していたので、
多少知識は得たけど、なかなか難しくて表現できません。
ちょっとうろ覚えだけど、この辺りに日本にキリスト教を伝えたザビエルに関係した家があったとか。
司馬さん曰く、私たちが使っている南蛮とはこの辺りのバスク地方をさすらしいです。
それくらい、日本人にとっては縁のあるバスク サン・ジャン・ピエ・ド・ポー
最後に、巡礼用品を購入。
バスク地方のマークのついた杖 €5
巡礼者のシンボルでもあるホタテの貝殻 €5
これでバッチリ!
だんだん、実感が湧いてきた~
食材とおかしを買って宿へ。
キッチンで料理作ろうと思ったら、宿のおばちゃんがやってきて
「Non!!!!!」とフランス語ですごい剣幕で怒ってきた。
あ、使っちゃダメなのね、、、
テンション下がるわ~
テラスでパンを食べながら読書してたら、別の宿泊客が来た。
彼女たちは、ピレネー越えを目指して来たっぽい。
なんとなく、テラスも居づらくなって、部屋で読書。
そうしたら、いつの間にか寝てました、、、
お風呂も入らず、、、
明日からの巡礼大丈夫かな~
なんだか、いろいろ噛み合っていない。
正直、、、不安です。