1. HOME
  2. Diary
  3. スタート地点へ(2012.08.20)
Diary

スタート地点へ(2012.08.20)

Diary

6

マドリッドから巡礼のスタート地点サンジャン・ピエ・ド・ポーへ移動日、
2012年8月20日の日記をどうぞ。

 

補足説明すると、日本-韓国-スペインというルートで、
3日前にマドリッドに到着したばかりで、時差ボケだった。


目が覚めたら7時だった、、、ということで8時のバスは諦めました。

なんだか、久しぶりにスッキリたっぷり寝たな。
これで時差ボケも治るといいんだけど。

 

パッキングして、朝食食べてチェックアウト。

 

マドリッドには巡礼後にもう一度戻って来る予定だったので、
愛想のいいレセプションの兄ちゃんにお願いして、
巡礼に必要ない5kgほどの荷物を約1ヶ月預かってもらう事にした。
場合によってはお金を払うつもりだったけど、タダでいいって。ありがとう!

 

だいぶ荷物は減ったけど、それでも重い、、、本当に歩けるのか不安。

 

バスターミナルのあるAvenida de Americaまではメトロで。

 

ここの階段で巡礼スタイル(杖とホタテの貝殻)のアジア人が登って来た。
目が合ったので思わず話しかけてしまった。
彼女は韓国人で、すでに巡礼を終えたとの事。
なんだか話した事もない人でも仲間意識が出るから不思議。

 

さて、10時半のバスに乗るつもりでいたのに、なぜか12時のバスしかなかった、、、。
※これも神さまのいたずら?

パンプローナまでソリア経由で約€29

 

ちなみにスペインは列車よりもバスの方が利便性があるので、ほぼバスで移動してました。

3時間くらい時間があるので、バスターミナルの周りをうろうろ。

 

特に何もないので、カフェへ。これでたったの€2.30 安くてうまい!

 

近くに郵便局を見付けたので、姪っ子と韓国人の友だちに手紙を書く事に。二つで€1.70

 

郵便局のおばちゃんが超笑顔で対応してくれて、こちらまでニコニコ楽しくなっちゃった。

 

今まで旅行先から手紙なんて書いた事なかったけど、
フランス人の友だちから「韓国からハガキちょうだい!」と言われたので、
送ってみたら意外とおもしろかったので、旅の楽しみの一つになった。

 

逆に今までなんで送らなかったんだろう。

 

きっと、英語が苦手でコミュニケーション取れるか不安だったんだと思う。
やってみないとわからないのにね、臆病ものだったんです。
※この後から、旅先からハガキを出すのが定番となった

 

ふと、昔(2007年)初めてパリを旅した時に書いて送らなかったポストカードの存在を思い出した。
なんで送らなかったのかな?
なんで、送れなかったのかな?
この場合は、英語とか度胸の問題でなかったな、、、

 

 

 

 

あ、いかんいかん!感傷に浸ってる場合じゃないですよ!!!

 

 

 

 

手紙を出して、バスターミナルに戻って、日記を書く。
ここでも、数名巡礼スタイルの人を見かけた。
今まで意識してなかったけど、今までも目にしていたのかも。

 

 

3時間も前にバスターミナルに着いていたのに、バスの乗り場が分からなくて、
超あたふたして、いろんな人に聞きまくったw
なんか、歯車がうまくかみ合ってないな、、、落ち着こう。

 

パンプローナからソリアへ。

 

バスの車窓。

 

ソリアで乗り換え。

 

ソリアからパンプローナへ。

 

17:30にパンプローナ着。
そこから巡礼スタート地のサンジャン・ピエ・ド・ポーへバスで向かおうとしたら、、、

 

 

 

 

バスが終わってた。

 

 

 

ガーン

 

 

 

どうしよう。

どうしよう。

どうしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、腹ごしらえw €6.6

 

食べながらドキマギしながらも、いろいろ考えた。

 

サンジャンからスタートせずに、先にバスでビルバオへ行って、
途中から巡礼スタートしようかな?と思い始めた。

 

もともと、サンジャンからスタートしなくてはいけないってことでもないし、
途中で巡礼路から外れる予定だったし、、、
これは別の道へ行けと言うことなのかな?と。

 

でも、ビルバオに着くのは夜中になるし、それはそれでイヤだし。
なんだか、巡礼から逃げている気がしてイヤだった。

 

 

 

 

 

どうしよう。

どうしよう。

どうしよう。

 

 

 

 

とりあえず、wifiを見付けたので、パンプローナの宿を調べたら、
バスターミナルから徒歩2分の場所に宿があった!

 

これはここへ行けってことだな!と思って即移動。

 

無事チェックインしたら、なかなかおしゃれな宿で、

テラスもあって、日本人の男の子もいた。

 

折角なんで宿で地図もらって観光することに。

 

パンプローナは牛追い祭りで有名な都市。
そして、この辺りは美食として有名なバスク地方。
※バスクについては、ここでさらっと書けることではないので、
興味のある方はネット等で調べてみてください。

 

宿の兄ちゃんもバルの多い場所を教えてくれたし、
宿で会った日本人の子も料理人でバスク料理食べに来たと言っていた。

 

とりあえず、教会で旅の無事を感謝する。

 



中世にはナバラ王国の首都として栄えた都市らしく、旧市街はステキな街並。
街の建築を堪能しながらカスティージョ広場へ

 

だいぶ明るいけどすでに8時近くなのに、子供たちが駆け回ってる。
さすがシエスタの国スペイン。

 

街歩きしていて気付いたけど、今日はなにやらお祭りらしく、
街には小奇麗に着飾った女性が多かった。

 

 

こちらはカテドラル。

 

カテドラルの周辺ではステキなオヤジバンドのライブやっていて、すごい人だかりだった。

 

なんのお祭りかわからないけど、ライブやっていたり、
バルでは入りきらない人たちが、路上に座って飲み会やってた。
まだスペイン初心者の私にはこのバル周辺の雰囲気が”楽しそう”よりも”危険そう”に
思えてしまって、バスク料理を食べる気にはなれなかった。

 

夜のカスティージョ広場

 

バルは諦め、買い物して宿に帰った。

 

 

宿に帰って部屋に入ったら、入口付近でシャワー後の男性が絶賛着替え中でして、、、

 

 

 

 

見てしまったw

 

 

 

 

とっさにドアをすぐ閉めて、ノックしてから何事も無かったように入ったけど、、、

 

 

 

 

気まずいw

 

 

 

 

まー、事故だと思ってもらおう!

 

 

 

 

気を取り直して、ヨガやって夕飯食べて、寝ました。
いや、寝ようと思ったんだけど、、、

 

 

 

ベッドが少しずつ揺れだした。
※私は2段ベッドの上

 

 

 

最初は気にならない程度だったけど、だんだん激しくなって、、、
なんだかイヤ~な揺れ。

 

 

 

そして、その揺れは最高潮に達して、、、

 

 

 

果てたw
(多分)

 

 

 

私の下で寝てた男は着替え中見てしまった子の友だち。
おいおい、友だちの側で何してんだよ!と思っていたら!!!!!!!

 

 

 

今度は着替え男がおっぱじめた!!!!!!!!!

※ヤツは上段に寝ているので視界に入る

 

 

 

 

 

 

お~い

 

お~い

 

お~い

 

 

 

 

 

 

何なんだよ~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

幸い、同室には日本人の男の子もいるし、
直観だけどこちらに被害はなさそうだったので、
恐怖感はなかったけど、、、

 

 

 

 

 

 

神様、私をパンプローナに足止めたのは、こんなもの見せるためだったんですか?

 

 

 

 

 

 

これは、何の試練ですか?